筑波大学学園祭で展示される巨大筑波山の製作過程を追った、シリーズ「巨大筑波山モデルを作る」、その第2回です(第1回は6月4日の日記をご参照ください)。学園祭まで今日で1ヶ月を切りましたので、そろそろ情報を小出しにして行こうと思います。
さて、第1回を書いてからはや3ヶ月が経ちました。
その間、学生さんたちと何度もメールのやり取りをして、モデルスケールや制作範囲、投影するデータなどについて話し合いました。
当初の予定では約一畳分(900mmx1800mm)のものを造形する予定でしたが、主に展示会場の広さ等の物理的制約により、2割ほど縮小しました(この辺りの事情は展示が始まってからお話しようかと思います)。
まぁ今日はとりあえず、切削を終えたばかりの三次元モデルをご覧下さい。
300mmx300mmのスタイロフォームブロックを、計12枚切削しました。
筑波山はいわゆる双耳峰と呼ばれる地形を呈し、二つのピークを持っているため、この部分を造形するのに技術的な苦労が色々とありました。
しかし削り終わったモデルを並べてみると、なかなかの迫力です。
これから四隅のバリを3次元プロッタのマニュアル操作で削り取り、一部をスタイロフォームの端材で補強していきます。
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