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2013年10月9日水曜日

小型精密立体模型の造型~マイクロ筑波山 Ver. 1

今後のイベントで使用するため、小型の精密立体模型の造型テストを行っています。
名付けて「マイクロ筑波山 Ver. 1」です。
まぁマイクロと言うほど小さくはないのですが、手のひらサイズよりも更に小型の、「指先でつまめる」サイズにしてみました。この大きさにした理由いろいろあるのですが、また後日お話します。

寸法は約49×49mmで、縮尺は約1/245000ですが、このスケールでも筑波山の特徴である双耳峰や、山麓斜面堆積物の分布などが観察できます。更に、桜川低地と筑波台地の高低差も十分把握できるのには驚きました。ちなみに高さ方向の強調倍率は1.60倍です。

少し等高線のエッジが緩いのが欠点でしょうか。見た目にもあまりよろしくないため、現在改良版のVer. 2を作成中です。このように改良点が見つかり次第、どんどん試作品を作れるところが三次元造形機の持つ最大の強みと言ってよいでしょう。

次のイベントまでに、Ver. 2を完成させて皆様にお見せしますのでご期待ください。

追記:この2時間後にVer. 2が完成し、現在シリコンで型取を行っています。等高線のエッジが明瞭になり、地形の把握が容易になりました。作業が終わりましたら写真をアップする予定です。

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